映画感想「ブレイキングバッド」人生を楽しもうと思えた作品

映画感想「ブレイキングバッド」人生を楽しもうと思えた作品

ブレイキングバッドを全シリーズ見終わったので感想を書いていきます。

人生の貴重な時間を無駄にせず楽しもうと思った

主人公のウォルターが50歳で癌を申告されてそこからドラッグの生成などを始めるのですが、その過程をウォルターは楽しんでいましたよね。

最終シーズンではウォルターが「自分のためにやった、生きている感じがした」と発言しているのですが、じゃあそれまでのウォルターの人生はどうだったのか?と思うわけです。

恐らく本人にとっては学生時代の友人がビジネスで大成功したのに、かたや自分が高校教師という立場で生徒にもバカにされているのですから、最高に楽しかったとは言えない人生ではありますよね。

普通が幸せとは言いますが、ウォルターの場合はそのまま人生を終わらせることは許せなかったのだと思います。

 

癌にならなかったらウォルターは何をしていたのか?

多分同じ物語を送ったんじゃないかなと思います。
上で書いたようにウォルターにとって今までの生活というのは生きている感じがなかったので、癌だろうが関係なくDEAの捜査に同伴して同じようにピンクマンとドラッグ生成をしていたのでしょうね。

むしろ癌になることで体も自由な間に思う存分好きなことをできたのでウォルターにとっては癌の存在が転機となじ人生が動き出したとも考えられますね。

今の日本人もそうですが、多くの人が心のどこかでは「こんな人生ではないはずだ」と考えているはず

でもそんな人たちもそう思って仕事をこなして気がついたら65歳になってしまい、人生こんなはずじゃなかったもっと若い時に色々すればよかったと後悔するのでしょう。

私のように比較的若い人間でもそう感じたので、30代、40代の人たちにウォルターの生き様が輝いて見えたのも人気の理由になりそうですね。

ブレイキングバッドが面白いのは登場人物の背景を丁寧に映画いているから

ブレイキングバッドでは登場人物の描写がとにかく丁寧です。

ウォルターは実力はあるのに認められない惨めさ、悔しさ、浮かばれなさが1話から描かれています。

ピンクマンは本当は優しい人間なのにいつも食い違いが起きて両親やウォルターとも上手くいかないもどかしさが描かれています。

ハンク、ソウルグットマン、ガス、トゥコなども同様です。

 

だからブレイキングバッドは面白いし、こういう長丁場な海外ドラマではないと演出できないなーと日本のドラマとかと比較して感じました。

視聴者は登場人物全ての主張を知っているからもどかしい(だから面白い)

上に続いて、視聴者は神の視点で物語を見ていきます。

視聴者は一番公平な立場にいるので常に何が正解かがわかった状態です。だから登場人物たちがあーだこーだと言い争っている姿が時に苛立ち、時にワクワクさせられたのだと思います。

ウォルターとピンクマンは終始喧嘩していますが、最終シーズンなどは明らかにお互いのコミュニケーション不足が原因なだけで、「しっかし話し合ってくれよ!」と多くの視聴者が思ったはずです。

でも彼らの主観ではああいう結末になっても仕方がないなという諦めも生まれるので、このドラマは見ているだけで感情が動かされますね、だからそこが人気になったのでしょう。

 

長くてダレると友人に言われたことがありますが、そのだるさが重要なんですよ。心理描写や人物紹介に時間を使わなかったらドラッグ売って最後は死んだというだけで何も面白くないですからね。

高校教師がドラッグ製造するという面白そうな掴みですが、実際に見てみるとドラッグを作っているシーンというのは少ないですし飽きて離れていってしまう人がいるのもわかりますけれどもね。

最後に:人生楽しんだものがち

最初にも書きましたが、ブレイキングバッドを見て「人生楽しんだものがちだな」と感じました。

そして楽しむためにはウォルターとピンクマンのような親友がいるともっと楽しいだろうなとも思いました。

ベターコールソウルのシーズン1の最後にジミーがマルコと過ごした1週間のように誰かと共に過ごす時間を大切にしたいと思わせるいい作品でした。

 

感想ぐちゃぐちゃですみません。
本当に好きな作品です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です